2011年6月8日 水曜日

実は沖縄独特なのです

台風2号の暴風をものともしなかった、さすがのフクギ☆
‘台風2号の暴風をものともしなかった、さすがのフクギ☆’

 
 沖縄で生まれ育った人たちには、ごくごく普通の風景が、県外から移住してきた人間にとっては珍しく映る。

 

 私が最初に目についたのは、南国の象徴ハイビスカス。ハイビスカスを見ると、南国にいるんだなぁとつくづく感じる。なにより驚いたのは、ハイビスカスは赤だけじゃないってこと。黄色やピンクなど、色とりどり。そして決して濃いだけじゃなく、薄い色のものもある。なんだか意外。

 

 それから、公園や道端にでーんとそびえるガジュマル。初めて見たときは、なんじゃこりゃ?根っこだらけ!と思った。よく見ると、まるで話しかけてきそうな表情の樹。のちにガジュマルにはキジムナーが棲んでいると聞き、ますますその姿に魅せられた。確かに棲んでいてもおかしくない。

 

 樹と言えば、いたるところに見かけるフクギ。備瀬が有名だけど、近所にも並木があったりする。昔から防風林、防潮林、防火林などとして人々の生活を守ってくれているその姿に、思わず「いつもありがとう」と言いたくなる。

 

 沖縄に来てから覚えた樹木や花は、他にもたくさんある。燃えるようなホウオウボクや最近あまり咲かなくなった真っ赤なデイゴ、幹がトゲだらけのトックリキワタも月桃も、その仲間たち。衝撃の事実は、ブーゲンビリアの鮮やかなピンクは、実は花じゃなくて包葉だったこと。

 

 例を挙げるときりがない。沖縄だなぁと感じるのは植物だけじゃないけど、スペースがないので今日はここまで。台風で精気をなくした植物たち、早く元気になあれ。

 

(野菜ソムリエ&通訳・翻訳者)

 

次回は下地久美子さんです。

執筆者:津波真澄 | 話の玉手箱

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