2011年1月26日 水曜日
今も昔も銀天街看板娘
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| 完成したファサード幕の前で集合する銀天街“看板娘”たち |
先日、銀天街で嬉(うれ)しいニュースがあった。銀天街の新しいアーチ看板とコザ十字路の歴史を象(かたど)ったファサード(正面)幕の完成祝賀セレモニーにおいて、銀天街組合の婦人たちがハッピを着けて集まり、完成したアーチ看板の前でカチャーシーを踊ったのだ。何十年も商売をしていて、初めて自らハッピを着て人前にPRに出たという商店主の婦人もいた。一見すると何でもないことのようだが、全国的にどこの商店街も厳しい岐路に立たされているなか、時代の変化に対応するか、昔ながらの魅力をそのままに残すか、いずれにしても商店主自身がいきいき元気に活動している商店街は地元に愛されていることだろう。
国道拡幅に伴うアーケード一部撤去の後、銀天街はカラフルなオーニング(日よけ)を設置し、滑らないカラー舗装にするなど、子どもにもお年寄りにも安全で明るい街並みとなった。反面、様々な工事が続いた事もあり、客足は遠のいていった。国道沿いは今なお工事中であり、外からみると、銀天街がなくなった、もしくはなくなるだろうという風評被害もあった。そんな苦しい状況で、銀天街組合の婦人たちが魅(み)せたカチャーシーの価値は計り知れない。
時代や人や何かのせいにするのは簡単なことだが、それらの苦しい状況を自分自身のことと捉えどう乗り切るかの意気込みを表したカチャーシーであるかのように思えた。今も昔と変わらないあちこーこー笑顔の銀天街看板娘たちが待っている。久しぶりに銀天街へ行ってみてはどうか。
(「スタジオ解放区」共同代表)