2010年6月24日 木曜日
待ち時間
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| そして、今日もパンを焼く |
雨の合間、時折強い日差し。
夏。パンの発酵が早くなる季節。
過発酵になるとおいしさが逃げてしまうのでまったく油断ならない。
当たり前のことだが、発酵するタイミングは微妙に日々変化する。作る時間帯にもよるし、天気や湿度でまるで違う。
またここだけの話、私の心理状態もパンに大きく影響する気がしてならない。うきうき気分の日はなんとなく高さが出てまあるい。 めそめそしている日は、どこか湿っぽい味がするのだ。
気持ちに余裕がある時は、パンの小さな声にも耳を傾けられる。逆に余裕がない時は聞き逃してしまうのだろう。
パンの方もこちらに耳を澄ましている。
最近つくづく「待つ」ことの大切さを学んでいる。どんなに急かしても私のパンは発酵に約45分時間がかかる。成形してまたさらに2次発酵45分。
その間、生地はゆっくり変化していく。
きっと何事にも良いタイミングがある。必要な分、時間が来るまできちんと「待つ」。
自分のなかにいまだ続く待ち時間の数々は、然るべき時何かに変わる。
待ち時間をどう過ごそう。
自分に耳を澄ます。
(夜カフェ「rat&sheep」共同経営者)