2009年12月9日 水曜日

披露宴いろいろ

沖縄ならでは? お開きの際の花道「幸せになってね~」

沖縄ならでは? お開きの際の花道「幸せになってね~」

 実はこの時期、沖縄の結婚披露宴はピークを迎えます。一般的に「ジューンブライド」と呼ばれる6月の披露宴が多いと思われがちですが、沖縄の夏は暑いからなのか、涼しくなる10月から11月にかけてピークを迎えます。私も仕事柄、たくさんのカップルの晴れの日のお手伝いをさせて頂くのですが、毎回さまざまなドラマがあります。

 

 ある披露宴でのこと。開宴前から終始うつむいて不機嫌そうな新婦の父。披露宴の最中も、ひな席にいる新郎新婦の方を見ようとしません。「これは参ったなぁ」と思いながらも宴はどんどん進行。式の途中でご両家のご両親にインタビューしてみました。

 

 「お父さん、娘の○○さんは小さい頃どんなお子さんでしたか?」と新婦の父にマイクを向けた瞬間、むすっとしていたお父さんの顔が一瞬ゆがみ、そのあと右腕で顔全体を覆い隠すようにして「うわーーーん」と大声で泣き出してしまったのです。

 

 それを見た親戚の席からは「○○(お父さんの名前)泣くな! がんばれ!」と声援が飛び交い、その後はお父さんの止まらない泣き声とご親戚の笑いながらも涙ぐむ姿、そしてそれを温かく見つめるお母さんの姿があり、とても温かいたくさんの愛を感じた一時でした。お父さんが不機嫌そうに見えたのは、ずっと懸命に涙をこらえていたからなんですね。

 

 披露宴は周りの方々への感謝を表す大事な宴でもありますが、やっぱり何よりも両親への最高の贈り物だと思うんですよね。

 

 うちの夫も、きっとあと何年か後にはこのお父さんのように披露宴で泣いちゃうんだろうな~(笑)。

 

(フリーパーソナリティー)

執筆者:玉城愛 | 話の玉手箱

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