2008年12月10日 水曜日
たからものぐるぐる
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| わたしの『特別』が、子どもたちへぐるぐるとまわっています |
小さいころ、サンタさんが好きではありませんでした。友達には来てくれるサンタさんが、わたしと弟には一度も来てくれなかったから。大きくなってサンタの真実を知った時は、ショックより嬉しかったくらいです。そんなひねくれ者ですが、昔も今もクリスマスはだ~い好きなイベントのひとつなのです。
肌寒いクリスマスの夜、テーブルの上にはチキンのから揚げやちらし寿司が並び、真ん中には大きなクリスマスケーキがデン!と鎮座しています。母親が子ども用シャンペンを開けるのを、弟とドキドキしながら待ち、ポン!と開いたら「いただきま~す!」。
クリスマスと誕生日、今まで一度もプレゼントはありませんでしたが、あのワクワクとホクホクしたあったかい気分。なによりのプレゼントでした。
ちょうどわたしが、私の3歳になる娘くらいからずっと一緒に過ごしてきたモンチッチ。自分でヘアカットし爪を切り、ほつれた肩も縫ってあげ、もうボロボロです。くたびれたその子は、今、娘にせっせとお世話をされています。学生時代にアルバイトし、自分で働いたお金で生まれて初めて買ったマグカップ。今、1歳の息子がぎこちない手つきでミルクやお茶を飲んでいます。わたしの宝物がぐるぐるまわっています。
プレゼントって、物だけじゃなくて自分なりの『特別』をつくることなのかもしれません。これからも自分に、家族に、わたしなりの『特別』をつくってあげようと思います。
(フリーライター)
