2008年8月13日 水曜日

足長おじさん山形へ行く

山形西高校の皆さんと演奏会後にロビーで。左が足長おじさんの池田さん。ひそかに”GIANTS”のロゴ入りバッグを持っている(/ ^^)/…。ジャイアンツファン?
山形西高校の皆さんと演奏会後にロビーで。左が足長おじさんの池田さん。ひそかに”GIANTS”のロゴ入りバッグを持っている(/ ^^)/…。ジャイアンツファン?

 

 先日、山形へ行ってきました。といっても旅行ではなく…。

 

 前々回のコラムで作曲の仕事の様子を書きましたが、その作品の初演演奏会に招かれたのです。全部で20分近くあるこの最後の曲ができたのが、演奏会二週間前。しかし山形西高校の皆さんは短い練習時間にもかかわらず、素晴らしい演奏をして下さいました。驚くことにすべて暗譜で。(全く楽譜を見ないで覚えて歌うこと)

 

 さて、通常委嘱作品というと、演奏者(合唱団やその指揮者)から直接依頼を受け作品を書くのですが、今回は少しユニーク。ある人から私に作曲の依頼がありました。そして作品を合唱団にプレゼントしてほしいということだったのです。いわゆる〝足長おじさん〟ですね。プレゼントされたのは山形西高校の合唱部。

 

 二年前に私は山形西高校の皆さんと出会い、また西高のボイストレーナーをなさっている先生を通して〝足長おじさん〟と出会い…たくさんの人々が音楽を通してつながっていく、不思議な、でもとても素敵なお仕事をさせてもらいました。

 

 日頃私たちは自分のことで手いっぱいで、周りの人々のために何か行動する、ということはなかなかできません。

 

 池田さん(足長おじさん)はこうおっしゃいます。「一合唱人として合唱界に恩返しがしたい。いい作品が世の中に生まれるように願ってます。」と。

 

 音楽と旅と野球をこよなく愛する池田さんの人生はどのようなものだったのでしょう。

 

 あたたかい想いのあふれる、山形西高校の演奏会でした。

 

(作曲家)

執筆者:瑞慶覽尚子 | 話の玉手箱

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