2007年5月9日 水曜日

「島の宝」を見つけよう

世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産」のひとつ、今帰仁城跡からの風景。城(グスク)は近くに港があり、城内に聖地(御嶽)があるのが特徴です
世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産」のひとつ、今帰仁城跡からの風景。城(グスク)は近くに港があり、城内に聖地(御嶽)があるのが特徴です
 

 

 「島人ぬ宝」。この歌を耳にしたことのないうちなーんちゅはいないのでは? 自分たちの「島」について、まだまだ知らないことはたくさんある。でも、肌で知っている素敵なことはたくさんある。だからもっと深く知りたい、大切にしたい――という思いをはっきりと飾り気なくメロディに乗せたこの歌は何度聴いても歌ってもぐっときます。

 

 身近にあるようでいて、意識をしないと見過ごしてしまう「島の宝」について、最近いろいろ感じて、考える機会がありました。まず、そのひとつは「沖縄の世界遺産」。「琉球王国のグスク及び関連遺産群めぐり」に同行したんです。書きつくせないほど様々な発見がありましたが、とにかく「『琉球』は海を通じてアジア・日本・世界とつながる凄い国であったのだなあ」ということを、グスク跡から見渡せる海の風景に、頭ではなくて感覚で強烈に感じました。百聞は一見にしかず。「首里城とかグスク跡なら遠足で何度も行ったよー」という人も、興味を持って、もう一度訪れてみてください。新しい発見があるはず。

 

 そして、もうひとつは「島や宝2007 コンサート&シンポジウム」に観客として参加したこと。古謝美佐子さん、与世山澄子さん、朝崎郁恵さんという、そうそうたる唄者も出演したこのイベントは、島の「歌の力」と「皆が愛する島の自然が失われつつある現実」をまざまざと感じ、考える機会でした。
 見渡せばあなたのそばにも、いろんな「島の宝」があるはず。見つけてくださいね。

 

※次号、「うない」2007年7/8月号(6月末~7月配布予定)のインタビューコーナーでは「島や宝2007コンサート&イベント」の発起人でもある演出家・宮本亜門さんに登場していただく予定です。お楽しみに!

執筆者:長嶺陽子 | 話の玉手箱

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